2003年1月28日
(2日目 その4)

アンコール・ワット内部




 南西端の楼門から第1回廊に入り、反時計回りで巡る。

 「歴史回廊」は、アンコール・ワットを建てたスーリヤヴァルマン2世の功績を行軍絵巻仕立てで表している。

 「天国と地獄」は文字通りヒンドゥー教における天国・地獄の世界が表されている。マヤ神が東洋の閻魔大王に相当し、裁定を下す。

 「乳海攪拌」は、ヒンドゥー教の天地創造神話。


歴史回廊
第1回廊 南面西側
「歴史回廊」
第1回廊 南面西側 「歴史回廊」
レリーフに描かれたスーリヤヴァルマン2世。(アンコール・ワットを建設した国王。)



天国と地獄
天国と地獄 天国と地獄
第1回廊 南面東側 「天国と地獄」
上段の天国と下段の地獄が対照的に描かれている。


天国と地獄
第1回廊 南面東側 「天国と地獄」
死と裁判を司る神マヤが天国へ行くか地獄へ行くかの裁定を下している場面。

乳海攪拌
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第1回廊 東面南側 「乳海攪拌」
ヒンドゥー教の天地創造神話を表す。

大亀クールマの上にのっている山に大蛇ヴァースキを巻き付け、ビシュヌ神の指揮のもとで、88人の神々と92人の阿修羅が綱引きをして1000年がかりで海をかき混ぜる。乳状になった海から天女アプサラや神妃ラクシュミーが生まれ、最後に不死薬アムリタを手に入れる。周りには王侯貴族が見物に集まり、空には天女が舞い、水中では魚やワニが逃げまどう。
(※http://www.atomictaro.com/より引用)


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