2003年1月28日
(2日目 その1)

戦争犠牲者追弔法要



 朝食後、法衣に着替え、7時すぎにホテルを出発して追弔法要会場へと向かう。

 法要は日本からの一行とカンボジアの現地僧侶の他、信者、境内にある小学校の生徒たちなど総勢約70名が参列して営まれた。

 供養塔の前に祭壇を設け、青天の下で日本側の勤行、続いてカンボジア僧の勤行、日本側導師挨拶、献花・焼香、記念品贈呈式、カンボジア僧代表挨拶の順で法要が勤められた。

 引き続き参列の小学生全員への記念品の授与、写真撮影などを行った。

戦争犠牲者追弔法要

会場はアンコール・ワットにほど近い町シェムリアップにあるワット・トメイ寺院。

この場所はポル・ポト政権時代の刑務所跡で、虐殺された数は数万ともいわれる。

境内に建つ「Killing Field Memorial(虐殺慰霊塔)」には、政権崩壊後に発見された遺骨が納められている。
↑左側の白い塔が「Killing Field Memorial(虐殺慰霊塔)」
境内に建つ小学校「DARUMA SCHOOL」の生徒たちも参列してくれた。

この学校建設には、愛知県の仏教寺院や関係団体、岐阜の建設会社などの協力があったらしい。
勤行後の記念撮影。
次のページへ 慰霊塔に納められた遺骨。
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