本願寺の相伝(そうでん)

仏教の各宗派はそれぞれに師から弟子へと相承されてきた法義があります。法義を相伝するためにさまざまな宗派がある、という事ができます。

親鸞聖人を宗祖とする浄土真宗も、大谷派・本願寺派・高田派・佛光寺派など、いくつかの派に分かれて法義を相承しています。

大谷派(東本願寺)は法然−親鸞−如信−覚如−(中略)−蓮如と相伝された法義を伝えるお寺です。

その法義の伝承を未来永劫、断絶させないために、蓮如上人によって「相伝家(五箇寺)」が設けられ、本願寺と共に相承が行われてきました。

本願寺が東西に分れて以降、西本願寺は相伝を廃し、御堂の儀式も大きく変革が加えられました。

東本願寺でも、江戸時代中期に、本願寺および五箇寺での「相承の儀式」は廃されてしまいましたが、相伝の心は現在もなお御堂での儀式として生きています。

また、昭和になって、五箇寺の光善寺で多数の相伝文書が発見されました。その中から、本願寺で相伝されていた法義に基づいた講義録が「相伝義書」と名付けられ、1978年から東本願寺から順次出版されました。

このページでは、相伝されてきた法義(相伝教学)および儀式について紹介します。
目  次 
相伝家 相承の系譜  蓮如上人以降、本願寺および相伝家における相承の系譜を、『真宗相伝叢書』で公開されている系譜などを参考にして作成しました。
解説動画「本願寺の相伝の歴史」 大阪教区教化センターの公開講座が、新型コロナウイルスの蔓延により開催できませんでした。代わりに動画を作成して公開しました。
この動画の文字起こしは、研究紀要『生命の足音』37号で「本願寺の相伝の歴史」として出版されています。
解説動画「本願寺の相伝のあらまし〜信心の伝統〜」 2023年9月15日に開催した相承学薗公開講座《御相伝を学ぶ》での講演記録です。
大阪教区教化センター研究紀要『生命の足音』38号で公開した教学儀式研究班の研究成果「本願寺の「相伝」について」を元にしてお話ししています。 
解説動画「教学と儀式 〜還相の化儀〜」  2023年9月15日に開催した相承学薗公開講座《御相伝を学ぶ》での講演記録です。
「教学と儀式」というテーマで、大阪教区第5組圓明寺住職 高島章師がお話ししています。 


※参考文献
『真宗相伝義書』(東本願寺出版部)
『真宗相伝叢書』(方丈堂出版)
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