日記帳


■2010年 3月分■
3月1日(月) 昼前 通称「学園坂」という一方通行路で、覆面パトカーと普通のパトカーが、1台のワンボックス車を挟む形で停車させた。間もなく、パトカーが4台と自転車の警官が集まってきた。通行人も遠巻きに見ているが、一体何事?
夕方から雨。教習所の予約を入れていなくて良かった。犬の散歩もなし。
深夜 習字にとりかかろうとしていると、お寺の前に、救急車とパトカー4台が集結。一体何事?
3月2日(火) 毛筆を買い替える。
新しい筆で今晩も習字。今まで使ってきた筆は、新しい筆と比べると穂が短くなっている。おろしたての新しい筆は、墨汁を含む力が弱い感じだが、腰があって書きやすい。穂先が割れる悩みから解放された。
3月3日(水) 花粉症が一段進み、目が痒くなりはじめた。
『南御堂』誌が届く。自分が書いた原稿が掲載されているのを確認。原稿を出す時に「勤行声明は仏の説法」という題を付けておいたのだが、「同朋唱和は親鸞聖人の言葉をいただく儀式の根本」と改題されていた。「同朋唱和」に対する問題提起をしたのに、この題では「同朋唱和」を肯定していることになり、本文と矛盾している。困ったものだ。
午後6時30分〜 西宮の叔父の月命日。
3月4日(木) 午後2時受付〜 近畿連区准堂衆会研修会(於 高松市)。午前中の仕事がずれ込み、新大阪を2時9分発ののぞみで高松へ向かう。
朝から小雨模様。天気予報では夜の雷雨に注意するよう促していたので、こうもり傘を持って行くが、大した雨にはならなかった。
3月5日(金) 〜午後12時 近畿連区准堂衆会研修会(於 高松市)。
本山から「春の法要の式務加勢」の呼び掛け状が届いていた。
午後7時〜 習字教室。
3月6日(土) 午後1時30分〜 第2組同朋大会 兼 お待ち受け大会(於 難波別院)。法話の講師は、小川一乗先生。夕方に祥月命日のおまいりがあるので、反省会は欠席。
3月7日(日) 夜 習字。昇段試験で提出する作品5種類のうち、出来に満足できない自運の行草体と楷書体を書き直す。底冷えする夜で、ストーブは焚いているが、身体が温もらず、緊張もあって、縦の線が太く揺れた線になってしまう。翌朝7時半まで徹夜で書き続けたが、満足できる物が書けなかった。
3月8日(月) 午後7時〜 天王寺区仏教会例会(於 四天王寺)。
夜 再度習字。今晩は暖かく、昨日仕上げられなかった2作品を書き、提出する作品5枚に名前を書き入れ、郵便局で投函。
3月9日(火) 午後から雨に。
午後6時〜 御遠忌委員会〔教化事業部会〕(於 難波別院)。
閉会後、K先輩に同乗してもらい車で移動し、相承学薗(於 専光寺)に途中参加。
3月10日(水) 朝から雨が降ったり止んだり。午後には雹(ひょう)が降り雷鳴が響く大荒れの天気に。
摂津市にあるサイドカーショップのNKautoへ見学に。クラウザーのドマニが修理で入庫していた。
店主曰く、どんなバイクにも側車を取り付けできるが、これまでの経験で、本車は水冷のシャフトドライブ駆動が一番(=BMWのK100・K1100シリーズ)という結論に至ったとのこと。サイドカー初心者には右カーがお勧めだそうだが、車体幅は1.8mもあるので、無人駐車場のチケットを取る時に苦労しそう。
3月11日(木) 近鉄高安駅前の自販機に、新種の缶入りおしるこを発見したけれど、売り切れで入手できなかった。
午後6時〜 准堂衆会研修会〔浄土和讃講義 講師:藤井善隆師〕(於 難波別院)。
3月12日(金) 午前8時40分 市立天王寺中学校へ。同窓会副会長として卒業式に列席。久しぶりの出席だったが、以前と変わった点があった。国旗とともに大阪市の旗が掲揚されていて、開式前に市歌が流された。
午後4時からお待ち受け事業「親鸞講座」の打ち合わせ(於 難波別院)のため、生け花教室を欠席。
3月13日(土) 午後7時30分〜 相承学薗(於 慧光寺)。
3月14日(日) 昨日と今日、役僧さんが休暇のため、一人で法務をこなす。遠方が多く、午前9時30分に出発して、最後のおまいりを終えて帰宅したのは9時30分。
3月15日(月) 彼岸会の仏花を注文。18日に届けてもらうことに。
3月16日(火) 朝一番に、両親を今里クリニックまで車で送る。
予定外のおまいりが入り、教習所の予約をキャンセル。インターネットで予約や取り消しができるので便利。
3月17日(水) おまいりの合間にバイク店に行き、正式に購入の契約をする。排気量は1100cc、15年前の中古の車体なので、好きな色に塗装をし直してくれるのだが、「何色でもご自由に」と言われると困ってしまう。被視認性が高い白も捨てがたいが、黄色にしてもらおう。
お通夜の勤行で、「願生偈」を唱和される参列者がいた。和讃の「生死ノ苦海ホトリナシ」次第四首にもついてこられる。焼香が長引いたので、三重でもう二首続けても、やはりついてくられる。百遍念仏にはついてこられなかったが、龍樹讃を空で唱えるなんて、長年繰り読みしていないとできないことだ。
東芝が白熱電球の生産を終了し、以後、電球型蛍光灯もしくはLED電球に置き換えることになった、というニュースが。自動車用のヘッドライト、ブレーキやウインカー等は電球が主流だが、非電球に置き換えられ、エジソンが発明した”電球”が消え去る日が来るのだろうか?
3月18日(木) 午後 おまいりの合間に今里のクリニックで新型インフルエンザの予防接種を受ける。春の法要の出仕に際して、予防接種を受けるように指示が出されていたので。
3月19日(金) 本堂の仏花の立替を行う。朝に中尊前を、昼のおまいりの合間に祖師前と御代前を。夜寝る前に法名前を生ける。
午後 会議等が重なり、生け花教室は今週も欠席。
午後4時〜 准堂衆会役員会(於 難波別院)。住之江区へのおまいりに手間取り、30分遅刻。
午後6時〜 准堂衆会学習会〔坂東曲と浄土三部経〕(於 難波別院)。
夜 寝る前に庭へ犬たちを出したところ、トトがウンチ臭くなって戻ってきた。犬か猫のブツが落ちている草の上で仰向けになり、背中をこすりつけてきたのだろう。すぐにシャンプーさせる。ついでにさくらとコロもシャンプー。
3月20日(土) 早朝、コロが吠える。庭に出してやったら、すぐにトイレ(大の方)を始めた。吠えて教えていたんだね。
午後6時40分〜 23日ぶりに大型二輪教習。2コマ。クラッチレバーを半分ほど引くとクラッチが切れるバイクに当たり、乗りやすかった。平均台で真横からの突風にあおられ落下。試験の時に吹いたらどうしよう。
深夜 落雁を積んで杉盛華束を作り荘厳し、本堂に参詣用のイスを並べ、輪灯・菊灯の灯芯を取り替えて、明日の法要の準備はほぼ終了。
3月21日(日・祝) 午前中 黄砂であまり見通しが利かない。風も強く、バイクで走りにくかった。
午後1時30分〜 彼岸会 並びに 永代経会(於 宗恩寺)。
閉会後、散髪。
午後7時30分〜 相伝短文集講義(於 慧光寺)。
3月22日(月・休) 午後6時40分〜 大型二輪教習。1コマだけの実車教習。今日のバイクも、クラッチレバーを4割ほど引いたところでクラッチが切れるようになっている。それまではみな1割引けばクラッチが切れていたのに、どうしたことだろう?
次はシミュレーター教習だが、仕事との時間が合わず、日曜まで間が空いてしまう。
3月23日(火) 朝 おまいりに行く前に両親を今里のクリニックへ送り届ける。
午後6時 岐阜県のお寺から里帰りしていたW君が来寺。二人で少し稽古してから、慧光寺へ。
3月24日(水) 午後6時〜 准堂衆会学習会〔掛役〕(於 難波別院)。法具と御讃卓の扱いの稽古。今日は寒い日だが、掛役をしていると暑くて汗が出てくる。
3月25日(木) 午後6時〜 第2組組会(於 願榮寺)。
閉会後、ミナミへ。久々にカラオケを楽しみ、午前様に。
3月26日(金) 午後 生け花教室(於 安楽寺)。久しぶりの立花。
夜 トトが、倉庫の床下の通風口に向かって「バフバフ」と吠えている。イタチが穴に逃げ込み、トトに向かって「キッ」という鳴き声を出し、応戦している。
四天王寺境内でも桜が咲いている。
3月27日(土) 午後 教習所へ行く前にスーパーカブのリアタイヤを自分で交換。作業に1時間以上を要してしまったが、店に頼むと2,000円程の作業。
午後6時40分〜 大型二輪教習。シミュレーター1コマ。シミュレーターのバイクはブレーキの効きが悪く、頻繁に危険な目に遭ったので、疑心暗鬼になる。帰り道のバイクの運転がしづらいこと、この上ない。
レンタルビデオ店のカード更新期限が今日までで、教習所の帰りに手続きをする。ついでに「ミトン」を借りて鑑賞。「チェブラーシカ」の監督によるロシアの人形アニメ。繊細な指先の動きが効いている。
3月28日(日) 午後1時30分〜 御遠忌お待ち受け「子どもの集い」(於 難波別院・御堂会館大ホール)。NHKの「おかあさんといっしょ」に負けない、楽しいファミリーイベントだった。出演のお兄さん(おじさん?)・お姉さんたちの熱演が素晴らしい!
午後6時40分〜 大型二輪教習。実車2コマ。750ccの扱いにも慣れてきて、周囲を見回す余裕が出てきた。2コマ目は第2段階の「見極め」で、教官が運転する自動車が妨害をしてくる。例えば踏切を渡った所でわざと停車して、後続のバイクが渡れないようにしてくれる。それに気づかずに踏み切りに侵入したら落第させられるのだろう。また、先導するように走行しているかと思うと急に交差点を曲がって行き、こちらのコースミスを誘うような動きをする。そういった「妨害」に惑わされず、1回で「みきわめ」をパスしてみせた。一本橋だけはコンスタントには「10秒以上」で通過できないが、次はいよいよ卒業検定。
犬の夕食後に、突然の強い雨。犬の散歩は取り止め。(通り雨だったが、犬たちもすぐに散歩を諦めてくれた。)
3月29日(月) 夕方 本山団体参拝と第2組聞法会の案内状を印刷するため、本町にあるプリントショップへ。中央線本町駅のホームから改札へ向かう階段で、妻と遭遇。お互いの予定を知らずに外出していたので、まったくの偶然。
深夜 ほぼ満月。犬の散歩中、ちらちらと小雪が舞う。
3月30日(火) 夜 来年の本山御遠忌団体参拝の案内の発送作業。
今晩が本当の満月。
3月31日(水) 午前8時40分〜 大型二輪卒業検定。8時に教習所着。
検定の走行順が1番目だった。スタートが教習所の休み時間中だったので、他の走行車両が無い状態でテストに入る。テクニカルコースに入った時、準備運動中の生徒の前を一人通り過ぎていくことになり、妙な気分。コースをミスしたり、一本橋を7秒台で通過してしまい、自己採点は「今日は失敗」なのだが、検定官の講評は、「今までの練習の成果が出ている。苦手なところを他の部分でうまくカバーしていました」との事で、無事合格。。100点満点で、70点以上が合格。「30点分はミスをしていいのだから」とは、こういうことかと納得。
今日で教習所は卒業。今日でもそのまま自動車試験場へ行けば免許がもらえるのだが、午後に別の予定があり断念。
午後4時〜 第二組聞法会の案内状発送作業(於 宗恩寺)。
その後、区仏教会・市仏教会からの配付物を届け、4月1日〜3日の法務の段取りをつけて、明日からの東本願寺春の法要出仕のため、京都へ。


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