日記帳


■2014年 12月分■
12月1日(月) 午後7時〜 八尾別院報恩講の習礼(於 定願寺)。
12月2日(火) 午後7時〜 区仏教会例会(於 四天王寺)。
12月3日(水) 午後6時30分〜 西宮の叔父の祥月命日。
12月4日(木) 午後4時〜 教区教化体制策定委員会の聞き取り(於 法山寺)。
12月5日(金) 八尾別院 午後1時30分御始の逮夜に助音加勢として出仕。引き続き京都へ向かう。
午後5時〜 相承学薗(於 京都・となみ詰所)。勉強会と忘年会。料理屋で出てきた締めの白ご飯が特においしかった。
12月6日(土) 夜 本堂の仏花を立てる。
12月7日(日)
12月8日(月) 午後3時〜 「同朋法要式」制定に向けた説明会(於 難波別院)。
12月9日(火) 今日から16日まで、インド法要・研修旅行。自宅を午後10時に出発し、関空へ。

参加者は11名。午後1時30分発のエア・インディア便で、香港を経由してデリーへと向かう。

機内に入った瞬間からカレーの臭い。香港までは空席が多く、ゆったりと座れた。香港からは満席。

約12時間機内で過ごし、午後9時40分頃、デリー着(日本時間は午前1時10分)。空港からバスでホテルに向かう。
宿泊は「ザ グランド ニューデリー」(参考)。チェックイン後、各自の部屋へと分かれる。
12月10日(水) 午前7時に起床。朝食はホテルでバイキング。夜が明けてホテルの全貌が見えたが、非常に豪華なホテルで、寝るだけだったのが勿体ないくらい。

チェックアウトを済ませ、午前9時30分 ホテルを出発。ニューデリー国立博物館を約1時間見学して、デリーの空港へ。

昼食は空港内のカフェテリアで。ガヤ行きの国内便が遅延したので、待ち時間に空港内のマクドナルドに行ってみた。チキンバーガーとフィレオフィッシュが販売されている。チキンバーガー単品は110ルピーと表示されているが、実際には各種税金が掛かり、支払は129ルピー(日本円で250円位)だった。

午後4時前にデリーを出発し、1時間30分のフライトでガヤに到着。日没の時間となり、ガヤ空港を出発する頃には夜になった。

午後6時30分すぎに「ホテル スジャータ」(参考)に到着。ホテルの玄関前で、物乞いの子供が数人待ち構えている。

午後7時30分から夕食。ホテルの1階に男女別の大浴場があり、夕食前に入浴を済ませる。大きなお風呂はありがたい。スタッフの話では、大浴場に入るのは日本人客だけとの事。
12月11日(木) 午前6時30分に起床。バルコニーに出てみたら、一面濃霧で、景色が全く見えない。

白服・間衣を着て、装束を持ち、午前8時15分にホテルを出発。バスでブッダガヤの大菩提寺へと向かう。もう霧は晴れ上がっている。

入場してすぐの建物で装束に着替え、本殿1階へ向かう。巡礼に訪れている列を追い越し、釈迦像の尊前に案内され、漢語の三礼で拝礼。続いて2階の礼拝室で、伽陀・表白、嘆仏偈、同朋奉讃念仏和讃のお勤め。本殿の外にある菩提樹と金剛宝座を前にして三誓偈を勤めた後、装束を解いて院内を見学。

午前10時30分 ホテルに戻り、普段着に着替える。

午前11時 ホテルを出発し、バスで尼蓮禅河へと向かう。スジャータの家を記念したストゥーパや、釈尊に乳粥を捧げた場所のお寺を参拝した後、ホテルに戻って昼食。

午後2時 ホテルを出発し、前正覚山に登る。頂上の洞窟「留影窟」で嘆仏偈のお勤め。洞内は換気が悪く、暑くて息苦しい。
山頂までの登りは20分位だが、上の方には少しきつめの坂がある。足の悪い人は駕籠に乗って登頂できる。往復800ルピーだった。若者がバイクのタンデムシートに乗らないか、と誘ってくる。お菓子売りの少年が山頂まで、そして下山の道もついてくる。また、沿道には物乞いの人々が大勢座り、こちらに呼びかけてくる。施しをするために、山頂の土産物店では、100ルピーの札を10ルピー硬貨80枚に両替している。

下山後、帰りにホテルのオーナー宅に伺い、9月にお亡くなりになった御尊父様のお勤めをさせてもらう。オーナーの自宅で1階で土産物店を営んでいる。

日の落ちた午後5時30分すぎ、ホテルに到着。
12月12日(金) 午前6時30分に起床。今朝は霧が無く、バルコニーからは昨日訪問した大菩提寺の大塔が見える。

午前8時15分 連泊したホテル スジャータの皆さんに見送られて、バスでラージギルへと向かう。

ラージギルの入り口となる、新王舎城の城壁の所でバスを止め、周辺を見学。

ラージギルを通り過ぎ、午前11時過ぎにナーランダーの大学跡に到着。広大な敷地に赤い煉瓦で作られた建物群が並ぶが、草むらにはゴミも散乱している。

昼12時すぎ、ラージギルの「ホッケホテル」に到着。チェックイン後に昼食。

午後2時 白服・間衣に着替え、装束を持ってホテルを出発。仏典編纂のための結集が行われたという七葉窟を車窓から眺め(どこがそうなのか分からなかったが)、竹林精舎ではバスから降りて見学。また、頻婆娑羅王が監禁された牢獄跡と、戦車のわだち跡も見学。そして、私にとっては今回の旅行の目的地である霊鷲山へと向かう。

バスを降りて霊鷲山山頂までは、約1kmの道のり。坂道は舗装されていて、約30分で登ることができる。ここも駕籠で運んでもらえる。
沿道には露店が建ち並ぶが、仏花や造花を扱う店が無い。
山頂の礼拝所に三具足を置き、装束を着けて法要を行う。散華も行い、沈み行く夕日を正面に見ながらの、感動的な法要となった。
法要が終わったらすぐに日没となった。舎利弗や阿難が暮らしたという洞窟を見学しながら下山。

暗くなったが、ホテルへの帰り道に、温泉精舎を見学。カーストによって入る浴場が別けられているそうだ。下層カーストの者は、建物の外、参道の脇にある堀のような低い所に作られた露天で入浴するとの事。

午後6時すぎにホテルに到着。ここにも大浴場があるが、浴室が1つしかないので、時間差で男女の利用を分けた。

午後7時から夕食。香辛料に胃が負けて苦しくなった時にお粥が出されたので、とても助かった。
12月13日(土) 午前5時30分に起床。朝食後、6時45分にホテルを出発し、ベナレス(バーラナシー)までの約280km・9時間のバス移動。

昼12時頃 昼食。ホテルが用意してくれた弁当を、途中にあるレストラン(高速のSAのような店)でいただく。

ベナレスの駅前や市内を通過し、午後3時30分 サールナートに到着。博物館の見学後、サールナート仏跡を参拝。敷地内の一角では鹿が飼われている。

織物工場を見学・買い物の後、午後6時30分にホテル「ラマダ プラザ JHV」に到着(参考)。綺麗なホテルだが、客用のエレベーターが1基しか稼働しておらず、移動に時間が掛かるので、業務用のエレベーターも利用する。

午後7時から夕食。
12月14日(日) 午前5時15分に起床。朝食前にホテルを出発し、ガンジス河畔へ。バスを降りて、建物群の中の細い道を通って船着き場へ。牛が自由に歩き回っているので、足下は牛糞だらけ。

船でガンジス河クルーズ。曇っていて、朝日を見ることはできなかった。船から精霊流しを行う。ガート(火葬場)脇の船着き場で下船。
街の中にある寺院の黄金の塔を見るためには、カメラ等を預けてセキュリティーチェックを通らないと行けない。

バーラト・マーター(母なるインド)寺院を見学。寺院の前には猿回し・蛇使いのおじさんがいた。

ホテルに戻り、午前8時から朝食。

空港に向かうまでの空き時間にベナレス ヒンズー大学内にある寺院を見学する。

午後12時30分 ホテルで昼食後、ベナレスの空港へ向かう。

午後2時30分 空港着。
午後4時40分ごろ 約1時間遅れでデリーへと離陸。

午後6時20分ごろ デリー空港着。アグラへ向けてバスで出発。

途中、劇場もあるモールで夕食。屋内に街を模した店が並び、天井には空が描かれていて、夕刻と勘違いしそう。実際は外は暗闇で大雨。

深夜2時すぎ インドでの最後の宿泊となるホテル「ジェイピー・パレス」(参考)に到着。
12月15日(月) 午前7時に起床。ここも迷子になりそうなほど巨大で立派なホテルだが、寝るだけだった。
朝食後、チェックアウトを済ませ、タージマハルへと向かう。

タージマハルでは、バスから電気自動車に乗り換え、東門前で降ろされる。
タージマハルの本殿は、緻密なシンメトリーで設計された白亜の廟で、不思議な空間だった。

午前10時45分 アグラフォートへ。こちらは主に赤煉瓦で建築された城郭だが、一部には白大理石も用いられている。

大理石工房を見学し、午後1時すぎにレストランで昼食。

午後2時 レストランを出発して、デリーへと向かう。

午後5時30分 土産物店に立ち寄り、午後7時15分 レストランでインド最後の夕食を摂った後、デリー空港へ。

午後11時30分 香港経由で関空へ向けて出発。
12月16日(火) 約4時間30分のフライトで香港着。1時間30分駐機して、関空までは2時間30分のフライト。

正午ごろ 関空着。入国・通関手続きの後、午後12時40分 解散。
12月17日(水) 本日から法務に復帰。
12月18日(木) 午後5時 大阪教務所で所長・次長と会い、インド法要旅行の報告。
午後6時〜 准堂衆会研修会〔浄土和讃講義〕(於 難波別院)。
12月19日(金) 大阪教区出版会議から発行する本の原稿作成作業。
12月20日(土) 夜 近畿連区准堂衆会の会長と一緒に、京都教区のお寺へ弔問に伺う。偶然にも三七日が営まれるところだったので、参列させていただいた。湖北は雪景色だった。
12月21日(日) 午後6時〜 准堂衆会役員会(於 阿弥陀寺)。
閉会後、ダイエー出戸店で坊守と落ち合い、スーパー銭湯「亀の湯」へ。
12月22日(月) 午後7時〜 習字教室。
12月23日(火・祝) 昼 富田林で納骨のお勤め。
12月24日(水) 午後8時〜 本町のお店で、声明塾の懇親会。
12月25日(木) 午後6時〜 声明の稽古。
12月26日(金) 午後 仏花の花材を購入。
午後7時〜 声明の稽古。
本の原稿作成に使用していたPCが起動しなくなった。
12月27日(土) PCが復旧しないので、もう一台のWindows8のPC用イラスト作成ソフトを購入。上新では置いておらず、ソフマップで見つけた。
12月28日(日) 朝 西宮で百箇日の法要を勤め、午後からは平野で葬儀。
12月29日(月) 法務は無し。
12月30日(火) 午前は3回忌の法事、午後は奈良県で祥月命日のおまいり。
12月31日(水) 本堂の荘厳を済ませ、輪灯・菊灯の油皿を綺麗にする。
午後9時30分〜 スパスミノエで入浴、年越し。


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