日記帳


■2009年 6月分■
6月1日(月) 午後4時〜 『真宗ハンドブック』編集会議(於 難波別院)。難波別院の門限の9時まで、連続5時間の校正作業。
6月2日(火) 夜 食事会。二次会は断って、犬の散歩へ。
6月3日(水) 午前8時45分集合 御遠忌団体参拝に向けた本山の視察(難波別院発着)。参加者は30名程。
午前9時にバスが出発してちょうど1時間、ご隣山の西本願寺に到着、両堂参拝。再びバスに乗り、岡崎公園の「京都市勧業館みやこめっせ」へ。ここが御遠忌の時の食事会場候補で、一度に3,000〜4,000人が着席できるとの事。館内を視察した後、「御遠忌弁当」の試食。弁当の箱は小さく見えるが、食したら意外に量があった。
続いて東本願寺へ。午後1時30分からの宗議会を傍聴。議員からの質問後、休憩に入ったところで退場し、続いて御影堂修復現場の視察。
午後4時15分に本山を出発し、5時35分に難波別院着、解散。
帰宅してPCを開いたら、先月結婚した後輩から「今晩、ご挨拶に伺いたい」とメールが届いていたので、急いで迎える準備をする。夫婦そろっての来寺。これからが楽しみな二人。
6月4日(木) 午後6時50分〜 西宮の叔父の月命日。
明日の区仏教会と御遠忌委員会会合と重なったので、隣寺の若院さんに区仏への提出物を届け、代理出席を頼む。
6月5日(金) 午後 生け花教室だったが、生けている時間が無くて、今回も花材を持ち帰る。
午後5時〜 大阪教区御遠忌委員会会合〔教化センター主任〕(於 難波別院)
午後7時〜 天王寺仏教会例会(於 四天王寺)。御遠忌委員会会合が早く終わったので、結局区仏例会に間に合った。隣寺の若院さんと一緒に出席する。
早く寝るつもりだったが、相伝の校正をしていたら午前3時に。
6月6日(土) 連日の夜更かしで、おまいりを終えた後の夕方に仮眠。生け花の先生が出品している花展には行けそうにない。
夜 コーナンへドッグフードやコピー紙、封筒を買い出しに行く。ファミレスで夕食、そして昨日の花材を使って本堂中尊前の仏花を生ける。
さらに相伝の校正をしていたら、今夜も午前3時になってしまった。
6月7日(日) アベノ地下センターのたい焼き屋「一口茶屋」が、別の屋号の店に変わっていた。メニューも変わり、「もちもちたい焼き」なる物がイチ押し商品になっていた。定番の小倉と、もちもちたい焼きの抹茶を1個ずつ購入。
夕方から生野のお寺でのライブを観に行くつもりだったが、お経の先生の母君が亡くなられた件の連絡に追われ、行けなくなった。
妻が東京へ泊まりがけで出かけているので、犬の散歩は、一人で3匹を連れて行くことに。准堂衆会総会の案内状などを作っていたら、あっという間に3時に。
6月8日(月) 朝 妻は居ないが、コロがごそごそと動き回る音で目覚めた。
今日のおまいりは奈良〜東大阪〜伊丹と回るので、昼に犬のトイレをさせる事ができないので、実家の母に頼んで犬を外に出してもらった。
夜 古川御坊へ弔問に。
犬を連れて四天王寺境内を散歩している時、灌木の繁みから細長い生物が飛び出してきた。我々の姿に驚き、くわえていた物を落として、繁みに引き返した。それはイタチで、落としたのはイタチの子だった。置き去りにされた子イタチは、近くの浅い溝に入って、「おかーさーん!」と言わんばかりに一声鳴いたが、親イタチは隠れたまま。
犬たちがイタチに噛みつくといけないので、すぐに現場を立ち去った。15メートルほど離れたら、親イタチが一旦出てきたが、途中でまた繁みに引き返してしまった。
30メートルほど距離をとったところで、再び親イタチが出てきて、子イタチをくわえて繁みへと戻っていった。猫の親なら、相手を威嚇して子供を守ろうとするが、あのイタチは、子供よりも自分の身を守ることを考えたようだが、それを責めることはできまい。
帰宅後、明日の研修会の資料や総会案内を印刷、HPを更新していたら、またもや2時を過ぎてしまった。
6月9日(火) 午後6時〜 准堂衆会研修会〔高僧和讃講義〕(於 難波別院)。大谷大学の延塚教授による講義。親鸞聖人の、信心を獲た感動が和讃を生み出したことを熱く語って下さった。
本日の相承学薗は休講だった。
6月10日(水) 昨日、近畿地方の梅雨入りが発表されたが、今日は梅雨らしい曇り時折雨の天気。夜になって雨脚が強くなり、犬たちの散歩も無し。
6月11日(木) 午後4時 府営住宅との境界確定のための会合。
夜 2日後に声明指導をするので、本堂で発声練習と腹筋運動をする。
午後10時〜 事務局の相棒に来てもらい、准堂衆会総会の案内状を作成。
6月12日(金) 愛犬のさくらとコロにシャワーをさせる。トトはシャワーが嫌いなので免除。しかし、洗いたてのコロを境内に放したら、コンクリートの上で仰向けになって暴れ回り、洗う前よりも黒くなった。明日もう一度「洗濯」しなければ。
午後6時〜 准堂衆会意見交換会・役員会(於 難波別院)。
6月13日(土) 午後3時〜5時30分 第二組聞法会(於 紹隆寺)。今回の出席者は40名を越えていたが、一昨日の練習の効果で、声が最後まで楽に出た。
午後7時30分〜 相承学薗(於 慧光寺)
6月14日(日)
6月15日(月) 午後7時30分〜 相伝義書講義(於 慧光寺)。
帰宅したら、ノートPCが起動しなくなっていた。予備に残していた古いPCを使おうとしたが、久しぶりにネットと接続したので、ひたすらアンチウイルスソフトやウィンドウズのアップデートで再起動の繰り返し。全然使い物にならない。
故障したPCは、マニュアルを参考に起動を試みたが、うまく行かない。昔のようなセーフモードもなくなっている。大事なデータは入れていないので、インターネットサイトの「お気に入り」データが無くなる事ぐらい…と思っていたら、小田和正の「クリスマスの約束」が入っていた!…がっくし。
再インストール作業が軌道に乗った午前3時に就寝。
6月16日(火) おまいりの合間に、ノートPCに最初から入っているアンチウイルスソフトを削除して別のソフトを入れ、ワード、エクセル、ATOKをインストールして、昼前にはPCの復旧作業が終わる。
14日に出版社から送られてきた『真宗ハンドブック』の校正作業。
6月17日(水) 今日のおまいりは午前中の2軒だけだったので、お昼は久しぶりに休養ができた。
午後5時〜 二組聞法会案内状発送作業(於 宗恩寺)
夜 尼崎のつかしんにあるスーパー銭湯「湯の華廊」へ。初めてで駐車場が分かりにくかったが、温泉前の駐車場に入れることができた。寝ころび湯の枕が高く、首に故障がある私には利用しずらい。
水曜はメンズ・デーで、本日限り有効の「館内食堂100円引き券」をもらったけれど、帰りに「やよい軒」で食べる予定なので、意味がない。
6月18日(木) 犬の登録変更の件で保健福祉センター分館(旧保健所)へ行ったら、「区役所へ」と案内が出ていた。2年前は、区役所の「保健福祉センター」を尋ねたら「分館へ」行かされ、今回は分館から区役所へ……。
午後7時30分〜 声明の稽古
6月19日(金) 午後 生け花教室だが、法務があり、花材だけ受け取って帰る。
午後6時〜 准堂衆会学習会〔浄土三部経の練習会〕(於 八尾別院)
6月20日(土) 朝 バイクでおまいりの途中、谷町7丁目で、やはりおまいりの途中のF君を見かけて手を振ってみたが、私がフルフェイスヘルメットを被っているので、誰か分からない様子。
6月21日(日) 法事のため、大工大の近くへ車で行った。大学が「大阪検定」の試験会場になっていて、周辺のコインパーキングが軒並み満車。少し離れた駐車場も満車だったが、ちょうど出庫があったので駐めることが出来た。法事の参列者で駐車場が見つからず、遅れて来られた人があった。
夕方 一昨日の花材で本堂の仏花を立てる。
日没後 異常に眠たかったので、夕食前に横になって休んでいたら、生まれて初めての「金縛り」にあった。眠りに落ちるのをこらえていたら、身体がガタガタと小刻みに震え、「来るぞ!」と思ったらその通り、金縛りになった。よく聞くような、上から何かにのし掛かられた感じはなく、ただ指も腕も動かない状態が5秒ほど続いた。すぐに解けて、しばらくしてまた眠りに落ちそうになって、もう一度5秒ほどの金縛りが来た。目を開けて天井の方を見たが、ただの暗闇で、霊的なものは何も見えなかった。不安な気持ちと共に、初めての金縛り体験に、なんだがワクワクしてしまった。
6月22日(月) 阪神なんば線に初めて乗車。なんば〜尼崎を往復乗車したが、九条〜西九条の、地上から地下トンネルに景色が変わる瞬間を2回とも眠っていて見逃した。
午後4時15分〜 歯科受診(定期検診)
午後6時〜 准堂衆会音木役学習会(於 難波別院)
深夜 犬の散歩直前に雨となり中止。庭に放したら、トトだけが家に戻ろうとしない。そのまま就寝したが、深夜にさくらが吠えるので玄関を開けたら、トトが開扉を待っていた。
6月23日(火) 午後7時〜 習字教室へ。先月の成績は1級のBに後退。今月の課題は画数が多く、今日一日では満足する字にならなかったので、家で仕上げる事に。先生からは「字の形よりも線質に留意するように」と。
深夜 昨日同様、散歩直前に降雨。
6月24日(水) 来月1日に夕陽ヶ丘駅前に有料駐輪場がオープンし、駅前は自転車放置禁止となる。今日は、月極利用の当選発表の日。
役僧さんのために月極利用を申し込んでいたが、抽選に漏れた。当選番号の一覧を見てみると、連番で当選しているところがいくつもあり、申込み番号のバラツキに偏りがあるような気がする。落選したから思うのだが、抽選が恣意なく行われたのだろうか?
午後4時〜 大阪教区御遠忌委員会総会(於 難波別院)。
午後8時〜 会計のF氏と共に、准堂衆会役員会で検討する「出版会計予算案」の原案作成(於 宗恩寺)。
今晩は晴れたので、3日振りに犬の散歩。
6月25日(木) 午後4時〜8時 『真宗ハンドブック』編集会議(於 難波別院)。細かな注文で印刷所に迷惑をかけてきた編集も、ようやく終盤に来た。しかし、本山による点検作業が済んでいないので、6月中には出版できないことが確実になった。
「二種廻向」についての記述で、先輩の委員と論争に。論点は、往相廻向と還相廻向が一つのものなのか、全く別の二つなのか、ということ。
先輩の主張は、「曇鸞における『廻向の二種の相』という解釈が、親鸞聖人は『二種類の廻向』として展開されていった。廻向の体が一つ、という理解は、『二種の相』の解釈である」というもの。
その事は承知の上で、信を得た者にとっては、往相・還相の二廻向は一つであるから、「二種類」ではなく、「二種」と表記するべきだと譲らなかった。不承不承ながら先輩が折れて下さったが、きっと先輩は私が「旧来の理解」を持ち出した、と思っているだろう。違うのに…。

閉会後、オーガニック野菜が売りのSvaha(スワーハ)という店で夕食。編集長様、ごちそうさまでした。

帰りの駅で、元・本山堂衆の先生が亡くなられた、という連絡が入る。

帰宅して、寺川先生の『親鸞聖人の信のダイナミックス〜往還二種回向の仏道』と『相伝叢書』を読み直した。
寺川先生が説かれる二種廻向論は、すでに相伝に説かれているものであるとともに、法辺から見た廻向論である。
相伝では、廻向は「二而不二」、共に如来から賜るものであり、二種回向が実現するのは、一念の信心発起の即時であるから、名は二つであるが、体は一つのものであるとするのである。相伝の解釈の方が深いことは明らか。
例えば、『大経』に四十八の本願が説かれているから、「本願は48種類ある」というのは一面しか見ていないことであって、一つの本願が四十八に展開しているのである。廻向も同様で、往相廻向と還相廻向の「二種廻向」であるが、「南無阿弥陀仏」となって現れるのである。法からだけでなく、さらに機辺からも解釈する。相伝が「信心の教学」と言われる所以でもある。
6月26日(金) 午後 生け花教室だったが、お通夜で京都に行くことになり、花材を持ち帰って家で立てることに。
夜 京都の本山前のお寺へ通夜弔問に。帰りは教区准堂衆会の会長の車で送っていただいた。途中、ホテルの一階にある寿司屋で夕食をご馳走になり、恐縮。
6月27日(土) 夕方 本堂の仏花を立てる。
6月28日(日) 午後 王寺へのおまいりに自家用車を使う。高速道路料金が値下げになっていると、車を使いたくなってしまう。景気対策と地球温暖化対策は相反する関係にあることを実感。
妻が東京の友人宅で一泊するため、今晩は一人で3匹と散歩。
6月29日(月) 朝1軒でおまいりが終わり、午後は准堂衆会の資料作成と、習字の練習。競書作品の提出期限は明日だが、どうしても細いながらも力の入った線が書けない。あと少しだけコシのある筆が欲しい。
6月30日(火) 今日も朝1軒でおまいりが終わり、和歌山市へ習字作品を提出に行く。ついでに市立こども科学館を見学(300円)。幼稚園児の団体が帰ったところで、館内は私一人の貸切状態。岩石や昆虫の標本もあり、純粋な「科学」館というより、「理科」館という感じ。別料金のプラネタリウムは、観る時間がなかったが、観客がいなくても上映するのだろうか?
また、駅前に「ESP科学研究所」という店があった。ショーウインドーにはサプリメント食品が展示されていたが、ESP=エスパー……推して知るべし。
和歌山の往復に南海の特急サザンに乗れると楽しみにしていたのに、あいにく往復とも全車両一般車の特急だった。
今日から3日間、愛染まつりだが、今日は会議で屋台を覗く時間がなさそう。さらに夕方からは雨に。
午後6時〜 准堂衆会役員会(於 難波別院)


09年7月の日記帳へ

日記帳の目次へ戻る