日記帳


■2006年 2月分■
2月1日(水) 午前中に3軒のおまいりをすませて、京都へ
午後1時〜 近畿連区准堂衆会研修会・総会(京都・大谷婦人会館) 御堂衆の菅生師による念仏讃二淘の指導。
午後4時〜 東本願寺阿弥陀堂で勤まる実如上人御逮夜に参拝。正信偈行四句目下・念仏讃五淘だったが、本山ではこんなに速く勤められる事を再認識。
午後6時〜 新・都ホテルで懇親会。二次会は三条河原町へ。
新・都ホテルに泊。
2月2日(木) 午前9時〜 近畿連区准堂衆会研修会・総会の2日目。内事部の山口昭彦師による東本願寺門首の装束についての講義。続いて総会。
閉会後、昼食。先輩にラーメンをご馳走になる。
京都駅で、校正作業の班長T氏から電話。「お通夜ができたので、今晩の食事会は延期に」。
午後2時 帰宅してすぐに1軒おまいりする。
午後7時〜 車で出発。上新電機に寄り、会員特典プレゼントの「フランス製のお皿」を受け取り、堺のスーパー銭湯「蔵前温泉さらさの湯」へと向かう。
途中、車窓から長居駅近くのビルの屋上から煙りが立ち上っているのが見えた。一階は焼肉店で、店から屋上まで長いダクトが伸びていて煙りを排出する構造だが、それにしては煙が大量で臭いも焦げ臭い。やがて屋上から炎も立ち上がり、やはり火事の模様。間もなく後方から消防車がサイレンを鳴らして集まり出した。ここで足止めをくらうと大変なので、すぐさま現場を立ち去ることに。帰りに現場を通ったが、何事もなかったかのように静かだった。ボヤで済んだらしい。
2月3日(金) 夜 久しぶりに自転車でさくらの散歩へ。
2月4日(土) 午後5時30分発、西宮へ。叔父さんの月命日。夕食に焼肉をご馳走になる。
夜 中学校の後輩に電話し、同窓会の引き継ぎについて打ち合わせ。
2月5日(日) 久しぶりに法事のない日曜。おまいりは午前中1軒と夜7時からの通夜。
午後3時 平成元年3月から乗り続けていた車(いすゞジェミニ ハンドリング・バイ・ロータス)の廃車をダイハツ天王寺店に依頼。それまでに複数の中古車で査定をしてもらったが、どこも「値段はつけられない」と門前払い。スポーツ仕様だが無改造で車体や内装の痛みも軽微。このままで走れるし、レストアのベースとしては最高の状態。現車を見たディーラーの人は「スクラップにするのは勿体ないので、購入希望者がないか、業者に声を掛けてみます」ということで、廃車費用は後日の精算となった。
2月6日(月) 朝 檀家まいりに出発してからも気温が下がりだし、ついには雪に。

今里の○ル○会館で葬儀。 祭壇の中央最奥に六字名号が奉掛されているが、その前に置かれた大きな遺影に隠れ、ほとんど見えない。さらに、位牌の前・最前列に小さな六字名号が置かれている。
本尊が隠れてしまうことに配慮して小さな名号を置いたのだろうが、位牌よりも低い位置で、しかも近寄って見ないと判読できないようなものを重複して置く必要はないので、撤去を申し入れた。

還骨勤行を勤めた別室では、遺骨や位牌の奥に、これまたごく小さな名号軸(50代サイズ)を、異様に高い場所に掛けている。お軸が空中にぶら下げられているような飾り方で無様。六字名号に「蓮台」が画かれていないので、これは「本尊」ではなく単なる「掛軸」として使用されるべき代物である。

線香を撚ずると立ち消えしてしまう香炉、仏花は一対だが蝋燭は右側に一本だけ、というアンバランスなお飾りをして平気である。「お荘厳」に対する気配り、考え方がなっていない。これはここだけの問題ではなく、他所の葬儀会館も似たような状況である。

午後7時 天王寺区仏教会例会(於 四天王寺本坊)
2月7日(火) 朝 ダイハツから電話。結局、車の引き取り手がなく廃車に。費用負担は無しに。
お昼 雨の予報では出ていなかったのでバイクで外出したが、強い通り雨に遭う。家に戻ったら一発落雷も。
午後5時〜 上本町のアウィーナ大阪(旧なにわ会館)集合。天王寺区仏教会主催の「涅槃会記念講演会」の手伝いに。
一昨年、去年はクレオ大阪中央のメインホールが会場だったが、色々と制約があって不便だったので会場変更となった。
4階の披露宴などに用いる広間が会場。会館にはエスカレーターはなく、来聴者は年配の方が多いので、3基のエレベーターに分乗していただくことになる。1階のエレベーター前での誘導が私の担当だが、他のイベントの来場者や宿泊客も多く、4階への誘導に手間が掛かった。
6時から開会式・記念式典。 6時30分から記念講演会。大阪城天守閣研究副主幹の北川 央先生が「豊臣秀吉の大坂築城と寺町建設」というテーマでご講演下さった。
7時前になると遅れて来場される方もなくなり、会場を抜けて1軒だけ檀家さん宅のおまいりへ。
午後9時〜 大道のちゃんこ料理の「萩屋本場所」で打ち上げ。
2月8日(水) 朝から車で、天王寺〜奈良〜王寺〜伊丹〜天王寺と回る。
午後4時 本町の難波別院へ。事務局が作成した大阪声明塾の新規募集案内の印刷を手伝う。
午後6時 本町から天王寺へ。妻と落ちあい、映画「フライトプラン」を観る。転落死した夫の棺とともにNYへ向かう旅客機内で我が子を誘拐された母。捜索しても子供は発見されず、他に子供を見たという人もいない。さらには搭乗記録もない。病院からは子供の死亡報告が…。「我が子が誘拐された」というのは母の妄想か? 飛行機のクルー、公安官、乗客の誰も味方になってくれない状況で、その真相は…。
2月9日(木) おまいりの合間に銀行へ。代表役員の交代による通帳の名義変更手続きを行う。
大通りを挟んで向かい合う2行が合併したが、支店統合はされずどちらも営業を行っている。名義変更の届け出も、両方の支店で行わなければならない。面白いのは、一方の支店の届け出用紙は3枚複写式になっているのに他方の支店は1枚物が二種類。複写式は1回の記入で良いが、書き込みに力が必要で疲れる。1枚物は軽いタッチで書けるが、住所・名前を2度も書かされるので厄介。(名前は「宗教法人 宗恩寺 代表役員 池田英二郎」で、16文字もある。フリガナは22文字。) どちらの用紙が顧客に優しいのか…。
2月10日(金) 午後6時 天王寺駅で、中学校の同窓会の役員と合い、次期会長候補について打ち合わせ
午後8時 自転車でさくらの散歩
2月11日(土・祝) 役僧さん(法務手伝い)が友人の結婚式に出席のため休む。午前9時から午後4時半まで一人でまわる。
2月12日(日) 夜 TVで映画『CASSHERN』 -キャシャーン- を観た。原作のTVアニメで画かれていた「人間を襲うアンドロイドの恐怖」と「人間のエゴ」が、映画からは伝わってこなかった。メカのレトロな造形や、安っぽいCGキャラの動き、ヒューマニズムを説く陳腐なセリフなど、若い(青い)監督が撮ったことがよくわかる。途中で観るのをやめた。
2月13日(月) 夜7時30分〜 相承学薗(於 慧光寺)。藤澤先生の畑でとれた大根をいただく。
2月14日(火) 朝 妻からパソコン救援依頼が。ノートPCの「壁紙」の画像が消えて藍色一色になり、中央部に長方形の空白が出たままの状態。再起動したが戻らない。改めて画像を壁紙に指定することにする。「さくらの花の画像にしてね」という妻のリクエストがあり、画像ファイルの「さくら」を壁紙に指定したら…出てきた画像は犬の「さくら」の写真だった。
インターネットテレビ「GyaO」でアニメの「新造人間キャシャーン」第1話を観る。無理な設定もあるが、それを上回る(黙らせる)迫力がある。
夜7時 天スポ常任理事会(於 天王寺中)。帰宅は11時すぎ。
帰宅したら、妻が愛犬さくらにシャワーをさせていた。
2月15日(水) 昨日も雨だったが、今日も朝から曇り空。午後1時からの法事の途中から雨に。折りたたみ傘を持っていたが晴天用の草履だったので、親族として参列していた曹洞宗のお坊さんに最寄り駅まで送って頂くことに。
夜 全国准堂衆会総会の案内状を、大阪教区の会員(52人)分準備。明日の「報恩講」で出席者に配付し、欠席者には郵送する予定。
2月16日(木) 午後、八尾市の檀家さんをおまいりを済ませて難波別院に。6時30分から准堂衆会の報恩講。
最後の檀家さん宅で相談を受けたので、別院に到着した時には他の出仕者は全員装束を着け終わっていた。大急ぎで着替えて、出仕に間に合わせた。
2月17日(金) 午後8時30分 2日に行った「蔵前温泉さらさの湯」へ。今月限りのクーポン券があり、通常600円のところを300円で利用できる。午後9時すぎに到着したが、予想に反して駐車場はほぼ満車、露天風呂も洗い場も混雑していた。妻の話では、女湯の洗い場は順番待ちだったとのこと。休日前夜のためか、TV「おはよう朝日です」で取り上げられたからか、はたまたクーポン券の効果か?帰宅したら12時すぎ。さくらの散歩はお休み。
2月18日(土) ヤフーオークションで妻が落札したビデオが届く。シャルロットというフランスの女優が1985年に13歳でデビューした作品だそうで、さっそく2回も観ていた。その間に夫は昼寝とさくらの散歩。
2月19日(日) おまいりの帰りに天王寺駅の本屋に寄り道。バイク関係の本を見ていたら、また自分の大型バイクが欲しくなった。
ヤフーオークションで、妻が希望する女子テニスプレーヤーのテレカに入札したがセリ負けた。
2月20日(月) 朝 雨天だったので、車で日赤病院へ。頸部椎間板ヘルニアのレントゲン撮影&診察。ヘルニアは消えているので、治療は終了ということに。
夜 天王寺で映画「THE 有頂天ホテル」を鑑賞。キャストも豪華で、登場人物にそれぞれエピソードがあって…あまりにも盛りつけすぎで、どんぶりから溢れている感じ。
2月21日(火) 午後4時ころ 金融関係の会社を名のる勧誘電話が掛かる。「あなたとお付き合いするともりはない」ときっぱり断ったが、相手は「こちらが金融だから話を聞かないのか?」と食い下がってくる。しかし「もう一度社名を言え」と質しても答えず、「別の家に電話をしたら」と言っても、電話を切ろうとしない。
応答をやめて放っておいたが、相手も黙って5分ほどは繋がったまま。
やがて相手が電話を切ったが、すぐに呼び出しベルが。立て続けに15回も無言電話を掛けてきた。
対応策としてこちらもNTTの116に電話してナンバー・ディスプレーとナンバー・リクエスト(非通知電話の着信拒否)、そして迷惑電話お断りサービスを契約。
NTTも対応が早く、1時間後にはサービスを受けられるようになった。
しかし、この3つのサービス契約を受けたことでNTTは毎月1800円を稼ぐのである。迷惑電話が増えるとNTTが儲かる。おかしくないですか?
夜 7時〜 天スポ理事会(於 天王寺中) 終了は10時。会議中に通り雨があったようだ。
2月18日は24節気の「雨水(うすい)」だった。連日の雨模様はまさにその通り、と感心。
2月22日(水) 午後4時30分〜 妻が4月に得度式を受けるので申請書類に職印をいただきに車で組長(そちょう)宅へ。続けて難波別院へ。書類を教務所に提出し、6時から声明塾のスタッフ会議。雨が降り出した。引き続き声明の稽古。その帰り道にセルフ式ガソリンスタンドで灯油3缶分を購入。帰宅したら12時を過ぎていたが、愛犬さくらが玄関で出迎えてくれた。
2月23日(木) 午後、20歳くらいの声の男性から電話が。「水子供養をしてくれるか?」という問い合わせ。「家の宗旨は?」と尋ねると「無宗教」とのこと。「今から来られますか?」と問うと、「今からでもいいが…ところで幾らでしょうか?」。「お布施なので、幾らでもいいですし、金額を申し上げる事もありません」と返答したら、「また考えて連絡します」と言って終わった。妻に話しをしたら「困って電話してきたのだから、相手の都合を聞いて、来てもらいなさい」と怒られた。私に代わって妻が電話を掛け、「無料でお勤めしますので、都合をお知らせ下さい。今度の土日なら午後5時からならお勤めできます」と返答。
午後7時〜 習字。
2月24日(金) いよいよ花粉症の兆候が出てきた。
お昼、T氏から「今晩、校正作業に来て欲しい」と電話が掛かる。
インターネットでチャウ・シンチー監督・主演の映画「食神」を観る。「少林サッカー」「カンフー・ハッスル」で大ブレイクしたあのチャウ・シンチー(周星馳)の1996年の作品だが、娯楽映画はかくあるべし!と大拍手したくなる作品。しかし妻には不評。
午後6時 了安寺で2組の人権研修会。
午後8時30分 T氏宅へ。校正作業を行うが、半分ほどしかできなかったので残りは持ち帰ることに。帰宅したのは午前2時。
2月25日(土) 午後3時〜4時30分 宗恩寺役員会。責任役員と総代の選定を行う。
役員会を終えて、車で池田市立葬祭場へ。午後7時より通夜。
2月26日(日) 朝から雨。
法事が3軒ある上にお葬式が入ったので、池田市での葬儀だけは父に勤めてもらい、私は法事を済ませてから池田市に行きお骨揚げを勤める事に。
留守中、水子供養の件で3日前に電話をくれた男性から「今日伺います」と電話があった。母が「時間について住職に確認して返事しますから連絡先を」と応対したが、相手は連絡先を言わない。当寺の事をご存知ない方らしく、僧侶が常駐していて、いつでも供養の読経をしているお寺と思っていた様子。「他に水子供養をしているお寺はないか?」と聞かれ、四天王寺のことを紹介して電話は終わったそうだ。
2月27日(月) 久宝寺の檀家さんのおまいりを終えて、斜め向かいのお店で名物の「餡巻」を買う。
夜 妻に手伝ってもらい、全国准堂衆会総会・研修会・懇親会の案内状500人分の発送作業を行う。教区ごとに会員分の資料を封筒に入れ、すべてに糊で封をし終えたところで、会費納付用の振替用紙を入れ忘れたことに気付く。23通の封筒を開封し、新しい封筒に入れ直す羽目に。その前にかっぱ寿司で夕食を。
2月28日(火) 午後 宿題の校正作業を終了。夕食後、T氏宅に原稿を届けに伺い、ついでにホームシアターで映画を2本観せてもらう。(「たそがれ清兵衛」と「ガメラ」)


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